RyzenでKP41の発生源となるのはC-Stateなのか?

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今のPCを組んでからKP41病が発生するようになりました。
ただ、よくあるBSoDが出るわけではなく、イベントログを見てみるとユーザが何もしていない時に勝手に再起動することが多いようです。

 

 

 

イベントログのKernel-Power 41(63)と共に起きているKernel-Power 142(203)を元に検索してみると、AMD Users Forumやreddit等で同様の質問をしているユーザのパーツ構成を見ているとCPUがRyzenが大半なことに気付きました(前者はまぁ当然ですね…)。

そこで、Ryzenに絞って調べてみたところ、C-Stateが悪さをしていることが多い模様。
厳密に言えばC-Stateというより、Ryzen自体が電源設定に左右されやすいということ。
そのあたりについてはAMDの技術者にインタビューした以下の記事が参考になると思います。

www.4gamer.net

 

また、C-Stateが何かということはこのあたりの記事が参考になるでしょうか。

ascii.jp

bosoview.sakura.ne.jp

akiba-pc.watch.impress.co.jp


基本的にはC6を無効にすれば解決することが多いようですが、マザーボードによってC1~C6まで個別に無効にできるものと、C-State全部無効になるものがあります。
私が使っているASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFIは後者に当たります。

 

このマザーボードにてC-Stateを無効にする方法ですが、

BIOS(UEFI)画面に入る
Advanced Modeにする
Advancedタブを選択
AMD CBSを選択
Global C-state ControlDisabledに変更
変更した設定を保存して終了

 

今のところこれで症状は発生していないようですが、1週間程度は様子を見てみて、問題無ければ解決したということにしたいと思います。


ところで、発生する環境とそうでない環境で何が違うんでしょうか。
単にパーツの相性なのか、かなりシビアな問題があるのかよくわかりません。

実際私はRyzen5 3600からRyzenだけでマザーボードとメモリ合わせて3代目になりますが、初めての経験になるわけで…
まぁ、新しくPCを組んだ途端にKP41病が発生するというのは意外とあることなので初期不良が多いのでしょうかね。

ちなみに、KP41病自体はメモリと電源が要因を占める割合が多いと思います。
それ故に発生してからメモリ設定をいじったりRyzen Masterをアンインストールしたりと色々試してみましたし(過去エントリでそのへんの苦労を書いています)。

ただ、それ以外になるとなかなか原因がわからず、また同様の症状を検索しても全く役に立たない某MSのフォーラムや某Y知恵袋、謎の企業サイトがヒットしたりして解決方法を探すのも難しくなってきました。
一昔前は個人サイト(ブログ)が備忘録として残していた情報がピンポイントな内容で本当に参考になって、そういうところがヒットすることも多かったのですが、最近は本当に出てこなくなりましたね。
Googleは一体何をしたいのでしょうか…