Curve Optimizerは簡単に説明するとPrecision Boost OverDrive 2というオーバークロック機能の1つで、電圧を上げたり下げたりしてクロックのいいところを見つける機能…だと思う。
基本的には電圧を下げてクロックを上げるという方向の設定にしていきます。
AMD謹製のRyzen Masterで設定することができますが、個人的にはBIOSで設定した方がいいと思ってます。
見た目ややりやすさは前者ですけど、どうせ設定変更したら再起動しないといけないですし、BIOSの方が安心感があるとかそんな理由です。
BIOSで設定してOSが起動したらRyzen Masterを起動して設定を確認するという使い方ですね。
一応今回は、常用しても問題ない範囲でCINEBENCH R23を使って比較することにしました。
というわけで、最初は-2から始めたんですが、メモリがDDR5 6000MHzで1.4V駆動なのでいきなりおかしくなってBIOSすら起動しなくなりました。
これCMOSクリアでいけるのか?でもめっちゃめんどくさい(場所的に色々外さないといけない)ので、しばらく放置してたらBIOS前に出る例のエラーが出たので、一度定格に戻すことにしました。
CINEBENCH R23はMulti Coreのみで3分間テストで実行しました。
結果は以下の通り。
OC | Memory | Score |
-8 | 4,800 40-40-40-77 1.10V | 17,333 |
0 | 6,000 36-44-44-96 1.40V | 17,047 |
-2 | 6,000 36-44-44-96 1.40V | 17,331 |
0 | 5,200 40-40-40-77 1.25V | 16,972 |
-10 | 5,200 40-40-40-77 1.25V | 17,502 |
-12 | 5,200 40-40-40-77 1.20V | 17,603 |
思ったよりスコアに差は出ませんでした。
というか、大手メディアだとそのままで18Kを超えているのでなんかボトルネックあるんですかね。
マザーボードがX670Eだったりハイスペックパーツを使っているからそこの差でしょうか。
HWiNFO64
電圧が下がった効果なのか温度も下がり、そのぶんクロックが5GHz近くまで上がっています。
まぁ、これくらいならいいかな?
本当はOCを0~-10で2単位、メモリは400MHz単位でテストして全データを出したかったのですが、上で書いたように思ったより差が出なくてもういいや…となってしまいました。
あと-10以下で-20まで限界を探りたかったのですけどね。
自分はパーツ交換した時にテストする程度のゆる~い感じでやっているし、そもそもこの環境で不満が出ているわけではないのでやる必要性あるのかなという疑問が…
まぁ、せっかくブログとして公開しているので、同じ環境で他のユーザがどれくらいのスコア出ているのか見に来ている人にちょっとでも参考になればいいかなーと。